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最高の右腕を見つけることが
重要成功要因(KSF)

近年、スルガ銀行の問題や「かぼちゃの馬車」事件をきっかけに、悪徳不動産業者に対する注目が高まっていますが、不動産業界は悪徳業者ばかりなのでしょうか? もちろん、一部には真摯な営業姿勢の不動産業者も存在しますが、残念ながら実際には「悪徳業者」とは言えないまでも、一般投資家に対して不義理を働いたり、セールストークの中で意図的に情報を出す/隠す業者が非常に多いと言えます。加えて、「誠実か不誠実か」という問題とは別に、「自分に合っているか否か」という観点も非常に重要です。ベテラン投資家にとって誠実で頼りになる業者が投資初心者にとっては押し売りでしかない、ということはよくある話です。

私の体験談ですが、「自分にマッチしたベストな不動産を紹介してくれる」と謳っているとある独立系業者から連絡をもらい面談したところ、自分のニーズとは全く違う「都心から外れた売れ残りワンルーム物件」を多数強引に紹介されてしまいました。その際、提携金融機関のローンを斡旋されましたが、よく見てみるとその金融機関は投資用物件向けローンを取り扱っておらず、ネットで検索したところどうやら悪徳業者だった、ということを後日知りました。

これまで、不動産投資を行おうと思っても、実際に不動産業者と接触するきっかけは「業者側からの電話・チラシ等での勧誘」、「投資家側からアプローチをかける」、「以前からの付き合い」など、1対1の限られたコミュニケーションによるものがほとんどでした。これでは、投資家にとって不動産投資を検討するハードルが非常に高いばかりか、不動産業者にとっても継続的なリレーション構築より目先の収益追求を優先しがちとなることで、悪徳業者・不誠実な業者が発生する一因となってしまうのではないでしょうか。

StockFormerは、投資家の財務状態・借入余力をスコア化し、投資方針や購入検討条件等と併せてプラットフォーム上の各業者に公開することで、プライバシーを保護しつつ投資家の意向を業者側に把握させることを可能としました。他方、投資家から各業者の営業姿勢・役立ち度を評価して点数付けすることで、「一般投資家目線で見た不動産業者の口コミサイト」としての機能も備えました。