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2021/5/25コラム

都内の新築不動産投資物件の平均利回りと投資前の注意点

新築不動産投資は、その耐用年数の長さから中古不動産投資と比べて長期継続的な収益が期待できます。
では、新築不動産投資の一般的な利回りはどの程度なのでしょうか?
本記事では、「新築マンション」と「新築アパート」の場合の平均利回りについて説明しています。
また、「利回り」という概念に対する注意点についても触れているので併せて参考にしてください。

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新築不動産投資の「利回り」を見る際の注意点

不動産投資の利回りには、「表面利回り」と「実質利回り」という2つの種類があります。それぞれの計算方法は以下の通りです。
表面利回り・・・年間家賃収入÷物件購入費×100
実質利回り・・・(年間家賃収入-年間諸経費)÷(物件購入費+物件購入時の諸経費)×100
「表面利回り」は、不動産を見比べる際、おおよその収支計算をするのに役立つデータです。
対して「実質利回り」は、ある程度購入する不動産に検討をつけた段階でより詳しい収支計算をするのに有効なデータです。
不動産の「利回り」を見る際は種類の違う2つのデータがあることを頭に入れておきましょう。

都内新築不動産の一般利回り「マンション」

立地や部屋の設備によって誤差はありますが、都内新築マンションの場合一般的な利回りは4〜5%です。
公益財団法人東日本不動産流通機構の発表している「首都圏不動産流通市場の動向(2020年度)」というレポートでは、マンション1m2あたりの単価、一棟あたりの平均価格ともに2013年から8年連続の上昇を見せています。
不動産価格と利回りには負の相関があるため、今後平均利回りが低下していく可能性あります。

都内新築不動産の一般利回り「アパート」

「都内新築アパート」の場合、一般的な利回りは5〜6%です。
「アパート」の場合、この値よりも利回りが大きい場合、設備が古かったり、部屋の間取りが悪かったりするなど、入居に対する悪条件がある可能性があります。
もちろん不動産や立地によって利回りは異なりますが、アパート投資において極端に高い利回りを提示している不動産会社には注意が必要です。

不動産投資で新築物件を購入すべき5つの理由

新築不動産の場合、中古物件とは違って多額の初期投資が必要です。
その結果、利回りが低くなってしまう場合があります。
新築不動産投資で失敗しないためにも、代表的な失敗例を知ることは大切です。
新築不動産投資でやってしまいがちな5つの失敗例では、その他の失敗例を詳しく紹介しています。
新築不動産投資で失敗をしたくないという方は、ぜひ参考にしてください。

物件種類別の新築不動産投資の利回り

いかがでしたでしょうか。
本記事では物件種類ごとの新築不動産投資の利回りについて解説させていただきました。
今回は利回りにフォーカスして解説をしましたが、「〜%だから必ず儲かる」というわけでは決してないので注意しておきましょう。