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2021/4/23コラム

不動産投資で融資を受ける流れ

不動産投資に欠かせない金融機関などからの融資ですが、希望すれば誰もがすぐに受けられるものではなく、多くの手順を踏む必要があります。
融資の申し込みから実際に融資を受けるまで思った以上に時間がかかることもあるため、一連の流れを知っておくと安心です。
本記事では、融資を申し込んでから実際に融資を受けるまでの流れを解説します。

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不動産投資の融資を受ける流れ

銀行と連絡を取る

融資を受けたいと考えた時にはまず銀行と連絡をとりますが、接触の方法は大きく分けて2種類あります。
1つ目は不動産会社や知人、オーナー仲間などに紹介してもらう方法です。
すでに銀行との取引実績のある人に紹介してもらうことができれば、金融機関からの信用度が高い状態からスタートができるのがメリットです。
もう1つは自身で新規開拓をする方法です。
自身で金融機関を探して電話でアポイントを取るのが一般的ですが、各金融機関のHPには必ず融資関連のページが用意されているので、ローンの種類や内容、条件などを漏れなく確認してから連絡しましょう。

融資について相談をする

アポイントが取れたら、必要書類やプレゼンテーションのための資料、印鑑などを用意して金融機関へ向かいましょう。
面談は、購入予定の物件と自身についてよく知ってもらうことが目的です。
この面談で提出した資料や聞き取り内容を元に事前審査が行われるため、融資を受けたい理由や購入物件に関する事業計画、事業に対する姿勢などを具体的に説明できるように準備しておきましょう。

申し込み手続きをする

面談の結果、本審査への申し込みが可能と判断されれば、担当者より申し込み手続きについての連絡が来ます。
連絡までは最短で数日、長ければ数週間かかる場合があるため気長に待ちましょう。
その際、事前審査の際に提出した書類に加えて本審査で提出する書類についてアナウンスがあります。
「審査までに」と考えず、できるだけ早く準備を進めておくのが当日失敗しないコツです。

融資審査を受ける

申し込み手続き終了後、ローンの本審査が始まります。
機関内部では書類作成に審査、稟議など多くの手順を踏むため、こちらも最短で10日間ほどかかります。
もし審査に落ちてしまっても他の機関に相談することができるため諦める必要はありません。
ただし、審査に落ちてしまった理由を知ることはできないため、次の融資審査までに改善できる点がないか自身で振り返ることが大切です。

金銭消費貸借契約(ローン契約)をする

本審査の結果が出たら、再度担当者から連絡が来ます。
契約時には、金銭消費貸借契約(ローン契約)に加えて抵当権についての契約や各種保険の加入手続き、各種手数料の支払いなどを併せて行います。
大まかな内容については面談の時点で説明を受けているはずですが、それらは契約後に変更することはできません。
必ず契約前に再度内容に違いがないかを確認してから契約をしましょう。

融資がスタート

契約が済めば、契約時に設定した融資実行日からいよいよ融資が始まります。
融資金を利用して物件を購入し、以降毎月滞りなく返済していきましょう。

不動産投資会社の選び方

不動産会社選びは失敗のリスクが成果につながります。
不動産投資会社の選び方ではチェックすべき内容を紹介しています。
ご検討中の方はぜひご覧ください。

流れを知っておくことで滞りなく融資が受けられる

いかがでしたでしょうか。
この記事を読んでいただくことで、不動産投資で融資を受ける際の流れがご理解いただけたと思います。
実際に融資を受けるまでの流れを理解しておくことで、いくつもあるステップに戸惑うことなく契約まで進めることができるでしょう。