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2021/4/23コラム

不動産一棟買いとワンルーム投資の具体的な違い

不動産投資には、アパートやマンションを一軒丸ごと購入する「一棟買い」と、その中の1室を所有する「ワンルーム投資」があります。
どちらにも特徴やメリット・デメリットがあり、選び方や投資の分配方法も人それぞれです。

本記事では、一棟買いとワンルーム投資の違いを分かりやすく説明します。

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一棟買いとワンルーム投資の違い

一棟買いとワンルーム投資について、それぞれの違いを順番に解説していきます。

投資金額

一棟買いとワンルーム投資の最も大きな違いは、投資金額です。
当然のことながらアパートやマンションを丸ごと所有する一棟買いは非常に高額となり、場合によっては億単位の資金が必要です。
一方ワンルーム投資の場合は購入価格がグンと下がり、郊外の中古物件などであれば数百万円で所有することも可能となるため、投資初心者でも始めやすい投資と言えます。

空室になった時のリスク

一棟買いの場合は1つの物件にいくつも部屋を所有しているため、たとえ空室ができてしまってもある程度の収入は見込めます。
しかしワンルーム投資の場合は1室しか所有していないため、その部屋が空室になってしまえば収入は途絶えることになります。
区分投資の方が空室時にキャッシュフローに与える影響は大きいと言えるでしょう。
生活する上で投資の収益だけに頼っている人は少ないと思いますが、それでも収入が「0か100か」という状況はリスクが高いと言えるでしょう。

売却時の可能性

高額で購入した一棟物件は売却時にもある程度の価格で取引されるため、買い手が見つかりにくいケースがあります。
それに比べるとワンルーム投資は物件価格が比較的低く、投資家だけでなく自宅として住居を探している人も買い手として視野に入れることができます。

災害時のリスク

地震や火事などの災害が起こってしまい、物件が倒壊・焼失してしまった場合、一棟買いの場合は多額の収入を一瞬で失うことになります。
ワンルーム投資の場合ももちろん収入は途絶えてしまいますが、一棟買いに比べると損害は少なく、仮に投資物件をいくつか所有して入ればそちらの収益で補えるケースもあります。
ただ実際は「一棟買いなら何かあっても土地が残る」と考えて一棟買いをする投資家も少なくありません。

一棟物件の選び方は?

一棟買いを検討している方は「どんな物件が良いの?」といった疑問もあると思います。
一棟物件を選ぶ際に抑えるべきポイントではそんな疑問を解決するように詳しく解説しています。
ご検討の方は是非ご覧ください。

それぞれの特性を把握して自分に合った投資方法を選択しよう

いかがでしたでしょうか。
この記事を読んでいただくことで、一棟買いとワンルーム投資の違いがご理解いただけたと思います。
双方のメリットとデメリットをそれぞれ理解した上で検討することが、投資を成功させるポイントです。